ハローボンジュール、カナダ東部ケベック州在住主婦のじゃぽママです。
夏の日本一時帰国シーズンになると、日本人同士の会話で必ず出てくる話題。
お土産何持って帰る?
むしろ教えておくれ…、メープルシロップ以外のお土産を
お土産パラダイスの日本と違って、日本に持って帰るのに良さそうなカナダのお土産って正直限られます。
結局毎回持って帰るものが同じなってしまうのが悩みの種です。
今回の記事は、日本に一時帰国予定のカナダ在住日本人のみならず、カナダに観光に来る予定の方にも参考になるのではと思います。
日本で買える物も結構あるな。でもカナダから持って帰ったと言う事実を喜んでもらえるはず。
スーパーで買えるオススメなお土産
メープルクッキー
観光地の土産物さんにも必ず置いてあるカナダ土産のド定番。
実は、スーパーでも普通に買えます。
観光地で売ってあるものはひとつひとつ個包装されていることが多いのでばら撒きには便利ですが、スーパーで買う方が断然お得。
私は、何人かで会う時に開けて、自分たちで欲しいぶんだけジップロックに詰めてもらっています。
毎回懲りずに買って帰るので、みんなそろそろ飽きたかなと思ったのですが、友人は、子どもたちが気に入りすぎて、結局ネットでもう一箱注文したのだとか(笑。
普通に美味しいので、パートナーも時々自分のおやつに買ってきます。
Kraftのピーナッツバター
カナダ人にとってピーナッツバターと言えばこれ。
ヨーロッパに住んでいる義妹は、手元になくなったら親に送ってもらったり、一時帰国の際に必ず何本か持って帰ったりします。
以前日本から遊びに来た友達も、日本のものよりおいしい!、と言ってお土産に買って帰りました。
かわいいくまちゃんの絵がトレードマークで、緑と赤のボトルがあります。
緑がスムーズタイプで、赤がピーナッツクランチが混ざっているタイプ。
私は断然赤が好きです。
1kgがスタンダードですが、500gのハーフサイズも売っているので、お土産に買って帰りやすいと思います。
ちなみに、2kgのジャイアントサイズも売っています。
Ringolos
Humpty Dumptyのポテトリングのお菓子。
濃いめのBBQ味とカリカリとした食感がクセになる、北米っぽいスナックです。
お店によっては小袋も売っているので持ち帰りやすいと思います。
我が家も大好きでよく買ってます。
私的ナンバーワンスナックです。
やめられない止まらないという点では、お腹周りの脂肪が気になる私のようなお年頃の方は要注意。
ケチャップ味チップス
カナダにしか売ってないフレーバーの一つ。
最初聞いた時ときは衝撃的だったのですが、意外や意外、塩っ気の中にケチャップの甘味が感じられてなかなかクセになる味。
ネタ枠としても喜ばれるお土産だと思います。
オールドレッシング味チップス
パートナーがいつも何袋か買って家にストックしているくらい好きなチップス。
これもカナダにしか売ってないらしいです。
オールドレッシングとは、ケチャップ、BBQソース、サワークリーム、オニオン、ソルト&ペッパーのミックスだそうです。
またまた言いますが、クセになる味です。
クラフトビール
現在カナダには1100箇所以上のビール工房があるらしいです。*カナダ政府調査
↑これは、アルバータ州のジャスパーで買ったクラフトビール
スーパーや地元のリカーショップに行けば、本当に様々なクラフトビールが売られています。
私が住んでいるケベック州にも150以上のビール工房があるそうです。
近所のスーパーに行くと、ずらりとクラフトビールが並んでいるコーナーがあり、種類の多さが分かります。
近所にあるクラフトビール屋さんに何本かオススメしてもらって買って帰ったのですが(写真取り忘れ💦)、私の印象はフルーティで飲みやすいものが人気。
↑唯一写真を撮ったオススメしてもらったケベックのクラフトビール
モントリオールステーキスパイス
このスパイス、ネットで調べたところ、マコーミック社のモントリオールステーキシーズニングという名前で、2020〜2021年頃日本のコストコにも大容量で売ってたんですね。今も売っているんでしょうか??
しかも、かけるだけで味が決まると結構人気だったとか!
こちらのスーパーではCLUB HOUSE(マコーミック社の完全子会社)というメーカー名でモントリールステーキスパイスとして小瓶でも売られています。
口に合うかどうか分からないスパイス、コストコの大容量をお土産にするのは勇気が入りますが、小瓶ならもらった側も試しやすくてありがたいですよね。
ここからは、ばら撒き用チョコレート&キャンディ
私は、これらを一緒に詰めて配りました。
小分けタイプのCoffee Crisp チョコレート
お隣アメリカにも売っていない、カナダ限定のチョコレートです。
パッケージには、メープルリーフのロゴが描かれていて、カナダ限定感が増します。
普通はよく見るチョコレートバーですが、上の写真のような小分けタイプも売っているので、ばら撒き土産にピッタリです。
小袋タイプBrooksideのチョコレート
ブルーベリーやクランベリーをチョコレートでコーティングしたもの。
ケベック州とブリッティシュコロンビア州で製造されているカナダのチョコレートです。
カルディにも売ってた記憶がありますが…。
コストコには3種類(ブルーベリー、ピーチ&ブラッドオレンジ、ザクロ)のフレーバーの小袋が計40袋入った大容量のものが売っているので、私はいつもそれを買っています。
メープルシロップキャンディ
これは、もしかしたら普通のスーパーに置いてない可能性もありますが、マーケット系のスーパーに行けば置いてあります。
観光地に置いてあるものよりも多めに入っている場合もあるのでチェックしてみてください。
カナダ土産と言えば、メープルリーフ型の瓶に入ったメープルシロップが定番中の定番だと思いますが、それは飾り用に保存しておきたい、もっと大容量を購入した場合は、スーパーマーケットをチェックしてみてください。右の写真のような缶入りのものが、観光地のお土産屋さんに比べてお値打ち価格で置いてあります。
番外編:スーパーでは買えないけど…
ケベック州産アイスサイダー(Cidre de glace)
もしケベック州へ来る予定がある人ならぜひ買って帰って欲しいのがこのアイスサイダー。
トロントがあるオンタリオ州周辺だと、アイスワインをよく見かけますが、ケベック州ならアイスサイダーが有名です。
アイスワインが凍ったぶどうで作られるのに対して、アイスサイダーは冬の間に凍ったりんごで作られます。
りんごの甘くてフルーティな味わいが万人受けする飲みやすいデザートワイン。
特に、アイスサイダーのパイオニアと知られている写真のDomaine Pinnacleというブランドのものが有名。
オススメの理由はもちろんその味にありますが、アイスワインの値段に比べて半額くらいで売られていることが多いので、手に取りやすいのもうれしいです。
スクールバスのおもちゃ
写真は年季の入った息子のバスのおもちゃ。
黄色いスクールバスって北米ならではですよね。
このおもちゃ、残念ながらスーパーには売っていませんが、観光地のお土産やさんなんかに行くと売っています。
日本の家族や親戚、友人に小さい男の子がいる場合に買って帰ると喜ばれます。
お酒を日本に持ち込む際の注意点
カナダからお土産にお酒を持って帰りたい方は要注意。
免税範囲はスーツケース1つにつき、1本あたり760mlのボトルが3本まで!*Japan Custom
では3本までしか持って帰ってはダメなのかというと、そういうことではありません。
760ml×3本=2,280mlの範囲内なら、何本でも構いません。
例えば、
紹介したアイスサイダーは1本375ml、クラフトビールは種類によりますがジャスパーのビール缶が1缶355ml。
アイスサイダー375ml×2本(750ml) + クラフトビール355ml×4本(1420ml)= 2170ml
この場合、2280ml以内なので計6本スーツケースに入れて持って帰ることができます。
では、この範囲を超えたら絶対ダメなのかというと、課税される額をきちんと払えば大丈夫。
そして、課税額は実はそんなに高くありません。
品名 | 税率 |
(1) ウイスキー、ブランデー | 800円/リットル |
(2) ラム、ジン、ウォッカ | 500円/リットル |
(3) リキュール | 400円/リットル |
(4) 焼酎 | 300円/リットル |
(5) その他(ワイン、ビールなど) | 200円/リットル |
アイスサイダーはフルーツワインに分類されるので、(5)が適用されます。
ビールもアイスサイダーも1リットル当たり、課税額たった200円なので、アイスサイダー375mlとビール355mlをもう1本ずつ追加しても、0.73リットル×200円=課税額146円
拍子抜けするくらい安い!
ただし!、
国際線のエコノミーは、スーツケース1個あたりの重さの制限が23kgのところがほとんどなので、そこも念頭に何本買うか決めましょう。
また、以下のことに注意しましょう。
- 100ml以下でなければ、機内持ち込み不可。必ず預け入れ手荷物の中に入れる。
- Air Canadaの場合預けられるのはアルコール度数70%以下で、2リットル(2kg)まで。
- 未成年の子どものスーツケースにお酒が入っていた場合、そのお酒は免税されない。
最後に、割れないようにタオルやプチプチなどでしっかり梱包しましょう。
これとっても大事!
私は、ヨーロッパ旅行の帰り、スーツケースの中に入れたワインが割れて悲惨なことになった経験があります。袋を2重にしていたので、最悪の事態はなんとか避けられましたが、包んでいたタオルやその周辺に詰めてあったものはワインで真っ赤に…。
一時帰国前って、いつもバタバタしててゆっくりお土産を探す時間ってないですよね。旅行中も毎日あっという間に帰る日になっていたりします。
この記事が少しでも皆さんのお土産選びのお役に立てればいいなと思います。